第65回近畿理学療法学術大会 in 京都

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テーマ
「無限学続(むげんがくぞく)」

大会長 
堀江 淳(京都橘大学健康科学部理学療法学科)

私たちの社会は、医療技術の進化とともに日々変化しています。この変化に適応し、患者への最良のケアを提供し続けるためには、絶え間ない学びと自己の研鑽が必要不可欠です。理学療法士の役割は、ただ機能回復を促すだけではなく、患者一人ひとりがその生活の質を向上させることを目指すものです。そのために、私たちは常に最新の治療法や研究動向を把握し、知識、臨床技術を磨き続けることが求められています。

本邦の理学療法は、現在、超高齢社会への対応、慢性疾患の増加、地域医療へのニーズ拡大といった複数の課題に直面しています。これらの課題に効果的に対応するためには、理学療法士自身の専門性を高め、他職種と連携し、総合的なケアを提供する能力が求められます。また、新たな治療技術やリハビリテーションの方法の開発、さらには患者とその家族への教育・支援の強化も重要です。

この重要な使命を背景として、第65回近畿理学療法学術大会のテーマを「無限学続(むげんがくぞく)」としました。これは造語です、この造語は、「学びを無限に続ける」という意志を形にしたものであり、理学療法士としてのプロフェッショナルな成長を促すことを目的としています。本大会では、最新の研究成果の共有はもちろんのこと、治療技術の実践的な応用、患者様の生活全般にわたるサポート技術に焦点を当てたセッションを多数用意しております。

大会のプログラムには、近畿ブロック内を拠点に活動されている厳選された専門家による特別講演や教育講演、理学療法士として学び続ける形の紹介、およびAI時代に対応できる人材養成を目指すシンポジウム、大学院生の研究成果を発表するセッションなどを企画しています。参加者の皆様は、これらのプログラムを通じて、理学療法の新しい展望を開く知識と技術を身につけることができると期待しています。

さらに、この大会は理学療法士間の貴重なネットワーキングの場でもあります。様々な背景を持つ理学療法士が一堂に会し、経験やアイディアを共有することで、お互いの臨床実践がさらに向上することも期待しています。

我々スタッフは、理学療法士が、直面する課題に対処し、将来的に患者様に更なる価値を提供できるよう支援する契機となることを願っています。学術的な発展だけでなく、実践的な知識の向上という実のある成果を目指し、理学療法士の皆様の積極的な参加と貢献をお待ちしております。

開催会場

京都テルサ
〒601-8047
京都府京都市南区東九条
下殿田町70

大会事務局

一般社団法人
京都府理学療法士会
〒606-8395
京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町29-7
ラッジングハウス蘭V2階
TEL:075-741-6017
FAX:075-741-6018
E-mail:kpta.jimu@gmail.com

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